「優奈の誕生日に言おうと思ってたことがある。」

えっ?

なに??


雄ちゃんは真剣な顔をして


「優奈、好きだ。」


そう言った。


「えっ?」


「ずっと前から好きだった。」


嘘ッ・・・。


涙が溢れてくる。



「私も雄ちゃんが好き。」


言えた。

ずっとずっと心に秘めたままでいえなかった言葉。