《短》フルーツタルト

しばらく歩くと
小さなアパートが見えてきた。


「あのアパートの三階です。」


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アパートの一室


「ここに座って待っていてください。」


俺たちは、あの店員に促されてソファーに座った。店員は、奥の部屋に入っていった。おそらく、キッチンに向かったのだろう。

何気なく周囲に目を向ける。

部屋の家具は、白と水色でコーディネートされていて、とても落ち着く雰囲気にまとまっている。

「なかなか、いい部屋だね。正吾?」


「あぁ。」


「もぉー!ちゃんと聞いてる?」


隣で優太がむくれていたけど完全無視。相手するだけ無駄。



それから、約40分後。