『優樹菜、こっち。』


優樹は全力ではしる。



『玉ちゃん!』



玉ちゃんが愛しくて抱きつきたくなった。



『あっち、すわろ!』

優樹はこくりと小さくうなずいた。



『優樹菜、もぅ、二年終わっちゃうな。』


優樹は相づちをする。

『俺、きずいたんだ、もぅ遅いかもしれんけど。』

『なにを?』


なんか、今日の玉ちゃんは真剣やな。



『優樹菜のコト好きやって。』

????????????????????????優樹の頭の中は?でうめつくされていく。




『玉ちゃん、本間?』





『うん。優樹菜は?』


優樹は…………


好きにきまってるじゃん。



『好き………玉ちゃんが大好きやで。』



『信じてい?』


『あたり前やで。』




大好きだったんやで。



ずっと。





やっと優樹の想い通じたな。





こんなに幸せでいいのカナ?