大好きの言葉





屋上まで来た。



『話って何ですか??』



『べつに、敬語じゃなくてもいいのに。』
といって、佑香ちゃんは笑っていた。




佑香ちゃんは急に真剣な顔をして話しはじめた。


『単刀直入に言うけど、横井さんって、遥斗と付き合ってたりする?』




え?意味わかんないし。



付き合ってたらこんな悲しいわけないじゃん。



『付き合ってない。』

『そっかぁ、佑香ね、横井さんが告白してカラ、遥斗カラ急に横井さんの話きくようになったから、そうかなぁって。』




玉ちゃんが、優樹のコト話してた?????????


何を????



疑問だらけになった。


『佑香ちゃんはなんで告白した事知ってるん?』


うわさにはなってないのに。




『だって、見てたカラ。告白現場。』


『そぉなんだ。』

『あっ!大丈夫、絶対誰にも言わんカラ。だって、横井さんモテるから、横井さんのコト好きな男が悲しむやん?!』


『モテないけど…ありがと。』



『モテるよ、だって3組の男子で、2人いるで、横井さんのコト好きな人。誰かは秘密やけど。』


『…………………』



『じゃぁ、それだけだから、急に呼び出してごめん、お互い頑張ろな★』


『うん。』