大好きの言葉




長い先生の話が終わり、優樹は玉ちゃんに手を引かれて廊下に出た。



『なぁ、自分勝手って分かってるけどな優樹菜とは仲良くしていきたい。』


優樹はあいづちしか出来なかった。


『だから、友達としてよろしくな』


『………………うん。』


友達?


無理だよ。


でも、それで玉ちゃんの傍に居れるならいいよ。



友達………