テディは、メアリーの部屋で

「妖精さん、妖精さん。
 出てきてください。」

と唱えました。

すると、

金色の粉と共に、

透き通った色の妖精が現れました。

「妖精さん、
 僕を心のない、
 ぬいぐるみに戻して下さい。」

テディは妖精に言いました。

「それはどうして?テディ。」

妖精は驚いた様子で聞きました。