どうしよう・・・



あたしみたいな不細工にペットなんて作れるわけないよぉ



困ったなぁ



鈴ちゃんに相談してみようかなぁ



「鈴ちゃ~ん。ちょっといいですか?相談したいことがあって・・・迷惑じゃなかったらでいいんですけど。」



「もぉ~理夢!敬語は禁止って言ったの忘れたの?友達なんだからね?タメぐちでいいんだってば~わかった?」


「はい」


って言われたそばから敬語で、鈴ちゃんに睨まれちゃった。


鈴ちゃんとは涼くんと同じくらい前からの友達で、涼くんに言われる前までは普通の友達だったんだけど、あれ以来自然と敬語になっちゃったんだ。


でも鈴ちゃんはずっとあたしの側にいてくれる優しくてとっても可愛いいい人なんだ。



「で?どうしたの?まぁ、言われなくてもだいたい分かるけどね。」


「う、うん、あのね?ペットの事なんだけど、どうしたらいいと思う?


あたしのペットになってくれる人なんているのかなぁ・・・」



「だ~か~ら~!もっと自分に自信持ちなって!理夢は可愛いんだよ?馬鹿涼の言うことなんてほっとけば良いのよ。わかった?」





そんなの無理だよ鈴ちゃん?


そんなに現実は甘くないんだよ


それを、涼くんは教えてくれたんだ。