着替えを済ませ、階段を降りると源内が下で待っていた。
 
「おっ……似合ってるじゃん?」
 
「そうか!?」
 
「隆盛はさっき見たよ」
 
源内に冷静に突っ込まれ、隆盛はがっくりしている。
 
「真田幸村……って感じだな?会ったこと無いけど」 

「コノヤロー…適当言うなよ」
 
源内の頭を軽く打つと、源内は舌を出して、おどけてみせた。