「二人は上で着替えてきな。俺はちょっと店の用事を済ませるからよ」 「わかった」 「あいよ」 隆盛は楽しそうに階段を駆け上がる。 俺がその後に続いて、階段をあがっていく。 そこは、十畳ほどの部屋。 着替えるには十分すぎる広さだ。