「さぁ……裁きの時だ」
 
「何を……」
 
ズガッ!!
 
富吉は素手で覇王の鎧を殴り付けた。
 
苦痛に顔を歪めながら、覇王は壁ぎわまで吹き飛ばされる。
 
「ぐっ…………」
 
「覇王……今日がお前の失われた魂を取り戻す日だ」