「私は命を絶ったよ。あまりにひどい裏切りだったからね……そして、私は新たなる命をここに宿した。このゲームの支配者としてね!!」
 
ブワッ!!
 
凄まじい風が部屋中にとどろく。
 
「くっ……こいつ、マジで洒落にならねえ!!」
 
「源内、望月!奴を倒すぞ!」
 
隆盛はすでに武器を構えている。
 
「くっ……幸村はまだか……」
 
もう待っている暇は無い。 
戦いの始まりを告げる風が鳴り止んだ――
 
今、闇を打ち払うものと闇の創造者の決戦が始まる。