いけない……
 
話の内容は気になるが、引き込まれすぎている。
 
まるで……俺まで闇に吸い込まれているようだ。
 
「話、これ以上聞く必要はない!!」
 
望月がクナイを投げ付けた。
 
カキンッ!!
 
漆黒の鎧に阻まれ、クナイは突き刺さることなく、床に転がる。