頭の影が見えた。
 
「くらえっ!!」
 
ヒュンッ!!
 
「おわぁっ!?」
 
パシッ!!
 
クナイは、そいつによってあっさりとキャッチされてしまう。
 
しかし、俺はその顔を確認した瞬間、身体中の力が抜けてしまった。
 
「ったく、しばらく会ってなかったからって、味方にクナイを投げ付ける奴があるかよ?」