「また、二人も来た……まったく下の奴らは何をしているんだ」
 
「そう言うな。ここまで来たところで、覇王の両腕である私達に奴らは勝ち目はない」
 
好き放題言ってくれる連中だ。
 
「幸村くん……やっぱりさすがだね?普通のプレイヤーでここまで来れるなんてね?」
 
望月がゆっくり、俺の方に近づいてきた。