月の光だけを頼りに、俺達は前進を続ける。
 
「さて、そろそろ地図の端にたどり着くぜ。覚悟はいいか?」
 
手にクナイを持ち、源内は臨戦体勢をとる。
 
ここからは本当にどうなるか分からない地。
 
闇の地へと足を踏み入れることになる。
 
否応なしに、緊張感が高まってきた。