「おいおいおい!!てめえ、いったい何者なんだ?何が目的だ!?」
 
慶次がずいと前に出る。
 
「君は前田慶次か……君には用はないんだ」
 
男は淡々としていた。
 
淡々と俺の命を奪おうとしているのだ。
 
「なぜだ!!なぜ、お前達は俺らの名前を知っている?」