現代戦国時代

源内の店を出て、俺は槍を片手に町を歩きだした。
 
「まずは……辰鬼のところに行ってみるかな。慶次の居場所くらい知ってるだろうし……」
 
俺はひとまず、請負所の主人である辰鬼を尋ねることにした。
 
しかし、今日は良い天気だ……
 
だが、やけに両肩が重いような感じがした。