現代戦国時代

「さぁ……幸村。次はお前の番だぜ?」
 
「俺?」
 
夕焼けの光を受けながら、源内はまぶしそうに目を細めている。
 
口元のにやけ具合が、なんか腹立たしい。
 
「前田慶次と望月六郎にあってきな。幸村だって、本当は会いたいんだろ?」