現代戦国時代

真田の十文字槍――
 
俺はついに、それを手に取った。
 
手にしっくりくる感じがする。
 
前は手が槍に慣れていく感覚だったが、この槍は違う感じがする。
 
槍が手に吸い付くようだ。 

三叉に割れた切っ先……
 
赤い漆の塗られた柄……
 
なんか、猛烈に槍を振り回したい衝動にかられた。