「うぉぉっ!!」 俺は猛ダッシュから一気に突きを繰り出しにかかる。 風神の間に入らない距離からの一撃だ。 「そんな恐れた一撃が当たるものか!!」 風神はバックステップであっさり避ける。 だが、俺の想定内の反応だ。