背中を押された俺は、勢いそのままに風神との距離を詰めていく。 ダンッ!! 右足を踏張り、一気に加速を付ける。 「尻拭いはちゃんとしろよ!!慶次!」 俺は槍を突き出したが、やはり何かによって風神へ当たるはずの攻撃が弾かれてしまう。