俺は敵に背を向け、外に向かって走りだした。 大久保が気になるのもあったが、複数の人間を相手にすることがここまで大変だとは思わなかった。 道場では学べないことだ。 二人の敵は、すぐさま俺を追ってくる。 外へ出る扉はすぐ目の前だ。