「アンタっ!!
よくも自慢のオッパイを!」

蜂姫は裂けたセーラー服の、下の端を胸の前で縛って対処した。


あのー。
髪やセーラー服が雨に濡れて、その…
色々と透けてるんですが。
ブラが外れたから……
その………
ええ、クッキリと。

オマケにセーラー服でしょ?
…もの凄ぉくエッチな姿だ。

俺は現場に居ないから見られないのが残念だが……


「あらあら残念。
子猫ちゃんのお宝を、拝ませてもらおうと思ったのにねぇ…」

不敵に笑う羅扇を見て、那由は不利を感じずにはいられなかった。

「このままでは………
さゆりさん、ごめんなさい!」

那由はさゆりの鳩尾(みぞおち)に、一撃を打ち込んだ。

「っ!?……」


ドサ


倒れ込むさゆりを抱えて那由が叫ぶ!

「ファルキュリア!」

「ええ!」

蜂姫は空へ向かって高く跳躍した!


上空からハラハラと、裂けたセーラー服とスカート、そして青いブラジャーが落ちて来た……