『なるほど、獄神リ・シュウの力で雲を出したという訳か。
妖神の姿も見えない…
不意打ちでも狙うつもりか?

だが何をしようと、私の速さに追いつけなければ意味は無い!』


威渦鎚は、また光速の連続攻撃を繰り出してくる気

いや、違うのか?


バリバリバリバリッ!!


威渦鎚は力を溜め始め、激しいスパークの塊となった。

『小細工などさせん。
確実に始末してやる…
まず貴様から!
魔神ウノサス!!』

来る!

奴は最大出力で俺にブチ当たるつもりだ…!


(ウノサス!
こちらは準備完了です!!)

こっちも来た!

ディノウンからの作戦開始の合図が!

「よし、行くぜ!」


パァン!


俺は炎のモードを解除、破天虹を下段に構えて奴の攻撃を受けるべく待つ。

『観念したか?』

威渦鎚の容赦無い攻撃が、俺に激突する!

「ぐっ!!」

耐えろ、一瞬を!!


「でええええええぃ!
伸びろ破天虹ぉっ!!」