自分自身を相手に…
しかも、変わり果てた姿の自分と対決することになるとは…

「だがっ!
負けるワケには行かない!」


眼下に静止したまま俺を見上げているガルウノサスに、連続アクセル・フィストを放つ!

「ガぁトリングぅ・フィストおぉぉッ!!」


ズドバズダブドガバザボドガギドブガボドゴバギダダガッ!!


1秒間に何発繰り出されているのか、自分でも数えられない程の速さで連発されるアクセル・フィスト…

それがガトリング・フィスト!


しかしガルウノサスも…

『その程度の技など!』


ガズドバズダブドガバザボドガギドブガボドゴバギダダッ!!


飛拳と飛拳の凄まじい応酬!

まるで拳法漫画の殴り合いのように、いくつもの残像を描きながら突きのラッシュが続く…

(くっ…
これじゃキリが無いぜ…)

「ならばブッた斬る!」

腕を戻せば、逆に俺が飛拳の連打の餌食になる。

俺はガトリング・フィストを続けながら翼を展開、

「久々の…翼攻撃だ!」


ブワッサ!


翼は意志通りに広がり、俺はガルウノサスに向かって突進した!