あの日の約束



確かにみおは可愛い


クリっとした綺麗な目に
サラサラの黒髪

キスしたくなるような
柔らかい唇に
鼻筋の通った綺麗な鼻



知らない間にみおは
こんなにも美人になっていた


みおの話を聞く度

みおを余計独り占めしたくなった


俺のみおだ
気安く名前を呼ぶな

お前らなんかが
彼氏になれるわけがない



そう叫んでやりたかった


けど俺はみおの彼氏でも
なんでもない


だからそんなことを言う資格なんて

これっぽっちもなかった