「いいえ…むしろ良かったです。こんなに人と喋ったのは久しぶりです。」





「友達とかは…」




「友達は…いません…」





いない…?



「ごめん…」



「…………」


そうだ!――――






「じゃあ!俺と…友達になろう。」



「と…もだち…?」




「ああ。俺が。友達第一号。だめ?」



「いいの?…かな…」




「…俺もさ…ほとんど友達いないんだ。学校だって…何しに行ってるかなんて分からない…でも…君となら…」