「好き『だった』んだよね?」 ブルーに言われて、 女性がハッとした顔になる。 「『だった』のなら、 もう別れられるはずじゃないの?」 ブルーが、間髪を入れずに言う。 「だったっていうことは、 君の気もちの中では、 もう答えが出てるってことなんだから」