続きの俺様!何様?執事サマ!?









電気が消えた暗い部屋。



ふたりぶんの体重がかかって、ベッドが音を鳴らした。



その音にもビクッと反応してしまう私。



ベッドの上で向かいあう。





「…………大丈夫?」





爽の手が髪を梳く。





「怖いんだったら、無理にしなくてもいいから……言えよ?」





なんか、こんなときまで優しいってすごい。

私は爽の首に腕をまわして、引き寄せて、くちづけた。

………いつもはこんなこと、しない。

爽が驚いてるのが気配でわかった。