体育館がざわめく。 「愛、なんで呼ばれてんの!?」 「し、知らない知らない」 小声で皐月と話す。 その間も、ハエバルくんは、私を見つめていた。 よくわからず、私が見つめ返すと、満足げにニコリと笑い、 そして、マイクを通して私に言った。 『俺のこと、飼ってくれませんか?』 …………………ペット?