続きの俺様!何様?執事サマ!?





沈黙がおちて。


ハエバルは歩き出した。


私を追い抜かして、どんどん先へ。


その背中を追いかけた。





「ハエバル」

「……………」

「ねえ」

「……………」

「ねえって」

「………うるさいです」





ふりむいて、私を見つめる。

月の光で、ハエバルの表情がわかる。







「愛さんに関係ないでしょ?そんなの」







それが今にも泣きだしそうで。


私は、なにも言えなくなった。