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ソファーの背もたれに体を預ける爽。
そんな爽にひっつくハエバル。
それを見守る私。
……………気まずい。
「……南風原、くん?」
「ハエバルでいいです、ていうか、名前でいいですから!!」
「……じゃあ…燎…」
「はい」
ガシッとハエバルのネクタイを掴んで引っ張る。
そして、怒ったときの造り笑いを見せた。
「なんで愛のネクタイしてるわけ?」
睨みつけても、ハエバルには効かない。
ヘラヘラ笑ったまま答えた。
「愛さんのこと好きになっちゃったからです」
その言葉に爽は眉間のシワを深くする。
「………愛が契約するわけないんだけど」
「そこはまあ強行突破で」
「指輪も?」
「あれ、ばれちゃいましたか」
「愛、嘘ヘタだからな」
……どうやら…私の隠しごと、爽にはバレバレだったらしいです。


