…………………。
…………いや、あの。
沈黙はキツいんですけど。
あぁ……恥ずかしい……。
冷静に考えると、私、馬鹿なこと言った……。
「……そ、爽……今の忘れ、っん」
ちゅっ、と音をたてて離れる唇。
そして、考えるヒマもなくもう一度される。
「――ふぁ…ん、ン…」
逃げようとする私の舌を、爽は難なく捕まえる。
いつもより熱いキス。
「っひゃッ!?」
だけど、抱きしめられると、濡れた爽の体が冷たくて変な声をあげてしまった。
「……あ…わ、悪ぃ」
そう言って私を離す爽の顔は、白い。
…………白い?
「……爽…大丈夫?」
「………なにが?」
「濡れたままだから………顔白いし、体冷たいよ」
「じゃあ……愛があっためて」
「え?」
そしてまた、冷たい腕のなか。
少しはやい心臓の音がきこえる。
うなじにキスを落とされ、身をよじると、爽の声。
「………がんばってくれんだろ?」


