爽を指差して固まる私。 「え、あ……なんで」 「悪い、話あとで。シャワーかして」 だめ―――――ッ!!!! ずんずん進んでいく爽の腰に抱きつく。 すると、止まって私のほうをむいた。 髪、濡れてて、セクシー度アップ。 心臓が跳ねた。 「………なに」 「や…あの…今はちょっと」 「なんでだよ」 ハエバルがいるんです。 でも言えない。 「と、とにかく今はだめっ!!」 「だからなんでって…………おい」 突然、爽が私の左手を持ち上げる。 なになになに。 「指輪は?」 爽の声に、背筋が凍った。