「返してっ!!」 足で蹴っても、ハエバルは痛がる様子もなくニヤニヤ笑うだけ。 「へぇ……爽さんこんな安い指輪くれるんですね……ああ、だから執事いらないって」 「そうだよ、返してってば!!」 もう一度と思って蹴った足を、ハエバルが捕まえる。 にこ、と造り笑い。 「イヤです♪」 そして、自分のブレザーの胸ポケットに、指輪をいれた。