沈黙の時間。 考えて、考えて。 私は、思い切って聞いてみることにしました。 「…ね、爽」 「あー?」 「えと、あの、ある人から聞いたんだけど」 「おー」 「中学のとき、100人の女の人とつきあったって、ほんと?」 ―――びくんっ って効果音が聞こえるくらい、爽の肩が上下した。