「………爽さんの彼女はもっと美人なお嬢様かと思いました。どうしてこんな普通のヒトがいいんですか爽さんは…」
「…………ケンカ売ってんの?」
ハエバルの頭をたたくと「こんな暴力的な彼女でいいんですか爽さん」とか言う。
ああいえばこういう。
「………知んなかったの?」
「はい。ただ城山愛ってひとが爽さんのご主人様になったってきいて、あの爽さんを手懐けるぐらいだから俺のことも飼ってくれるかと思ったんですけど………」
そこまで言って、ちらっと私を見て、ため息。
本当に失礼だ、ハエバル。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…