「爽さんカッコいいじゃないですか。女の子にモテモテで、ウワサだと100人と付き合ったとかヤッたとかなんやらいろいろな説が」 ……………はい? 口が開いたままふさがらなくなった。 「………南風原くん、愛をあんまり傷つけないで」 皐月が言う。 「え、なんのハナシですか」 「愛、爽サマとつきあってんだから」 今度は、ハエバルの口がふさがらなくなった。 「「ウソ」」 キレイにハモった私たち。