―――― カーテンの隙間から細い光が覗く。 まるで壊れモノを触るかのように、私に触れる指。 だけど、恥ずかしくて口に手をあて声をおさえれば、すぐに手首は拘束される。 爽の時々歪む顔、たまに洩れる艶のある声、 髪の先から滴る汗さえも。 ぜんぶ、愛しくて。 ぜんぶ、キュンとする。 ――ずっと一緒だよ? 飛びそうな意識の狭間、 私は心のなかで永遠を誓った。 だけど爽は優しい笑顔で 「約束な」 って、言ってくれた。 私は、それだけでとっても、 幸せでした――。