続きの俺様!何様?執事サマ!?





意味がわからないといった顔で見上げれば、笑顔のハエバルと目があった。



口元だけが笑っている。




「昨日はすいませんでした」




眉をさげて、同時に頭もさげる。

執事教育のせいか、きれいな直角を描いた。

そんなにされるとなんだか困る。




「…ハエバル…顔、あげて」




私がそう言うと、ピクリと動いて、頭をあげようとした。


だけど。






「……謝ればいいとか思ってねぇよな?」





爽が、ハエバルの黒髪を押さえつけた。