続きの俺様!何様?執事サマ!?






…………少しして、話し声がしてきた。




相手のひとは男のひとのようで、低い声が私の耳にまで届く。




話の内容は残念ながら聞こえないけど。







(……それより、ハエバルだよ…)







下着のホックをとめて、ため息をつく。



ハエバルは、私のこと好きって言った。



だから……私はなんらかの返事をしなきゃいけなくて。



(私は、爽しか好きになれないから、だめだけど)







ハエバルのあんな過去を知ってしまったからか、どう言えばいいのかわからない。