「適当にベンチに座るから、茂みに隠れててね」
「はい」
「確実に、催眠術にかけたところと、その後の様子を確認してから行動おこしてね」
「はい」
「何か、質問は?」
「何時まで粘るつもりですか?」
「あたしが、飽きるまで」
そりゃ、長くなるわ(-.-;)
「わかりました……危なくなったら、犯人殺しに行きます」
「了~解、まかせたわよ」
そう言って、祥子先輩は、歩いて行った。
さぁてと。
下見しときますか。
あたしは、祥子先輩が、座ったのを確認すると、その周辺の下見を始めた。
緑ヶ丘公園は、まるでカップルに与えられたかのような公園で、間隔をあけて、ベンチが並んでいる。
夕暮れ時にでもなれば、辺りを気にせず、自分たちの世界に入り込んでいるカップルが、大勢いた。
ベンチに腰掛けるカップルだけじゃない。
茂みにいたり、芝生に座っていたり、まるでカップルじゃないと、入ってはいけない気にもなった。
「参ったなぁ、目のやり場に困るよ」
毎日こんなにカップルがいるのか、今日がたまたまなのか……とにかく、皆さんの過激さに、あたしは、祥子先輩に意識を集中させるしかなかった。
祥子先輩を見守り続けて3時間がたった。
腰は痛いし。
辺りは暗いし、街灯の灯りだけがたよりだ。
「祥子先輩も、動かずじゃ、辛いよね……」
あと、30分待って、何にもなかったら、祥子先輩に今日は、諦めるように言いに行こうと、思っていた矢先だった。
グレーの背広を着た男が、祥子先輩の前で立ち止まったのだ。
緊張が走った。
会話のやり取りをしているそぶりは見えない。
その男は、そのままいなくなった。
「なんだ……」
祥子先輩も、座ったままだし。
特に異常はなさそうだった。
あたしは、とりあえず警戒を解き、また祥子先輩を見守った。
10分過ぎた頃、先ほどの男が、戻ってきた。
片手に地図らしきものを持っている。
見ようによっては、地方から来た営業マンが、道に迷って訪ねようとしている感じだ。
「はい」
「確実に、催眠術にかけたところと、その後の様子を確認してから行動おこしてね」
「はい」
「何か、質問は?」
「何時まで粘るつもりですか?」
「あたしが、飽きるまで」
そりゃ、長くなるわ(-.-;)
「わかりました……危なくなったら、犯人殺しに行きます」
「了~解、まかせたわよ」
そう言って、祥子先輩は、歩いて行った。
さぁてと。
下見しときますか。
あたしは、祥子先輩が、座ったのを確認すると、その周辺の下見を始めた。
緑ヶ丘公園は、まるでカップルに与えられたかのような公園で、間隔をあけて、ベンチが並んでいる。
夕暮れ時にでもなれば、辺りを気にせず、自分たちの世界に入り込んでいるカップルが、大勢いた。
ベンチに腰掛けるカップルだけじゃない。
茂みにいたり、芝生に座っていたり、まるでカップルじゃないと、入ってはいけない気にもなった。
「参ったなぁ、目のやり場に困るよ」
毎日こんなにカップルがいるのか、今日がたまたまなのか……とにかく、皆さんの過激さに、あたしは、祥子先輩に意識を集中させるしかなかった。
祥子先輩を見守り続けて3時間がたった。
腰は痛いし。
辺りは暗いし、街灯の灯りだけがたよりだ。
「祥子先輩も、動かずじゃ、辛いよね……」
あと、30分待って、何にもなかったら、祥子先輩に今日は、諦めるように言いに行こうと、思っていた矢先だった。
グレーの背広を着た男が、祥子先輩の前で立ち止まったのだ。
緊張が走った。
会話のやり取りをしているそぶりは見えない。
その男は、そのままいなくなった。
「なんだ……」
祥子先輩も、座ったままだし。
特に異常はなさそうだった。
あたしは、とりあえず警戒を解き、また祥子先輩を見守った。
10分過ぎた頃、先ほどの男が、戻ってきた。
片手に地図らしきものを持っている。
見ようによっては、地方から来た営業マンが、道に迷って訪ねようとしている感じだ。

