「楓ちゃん」 「え?」 後ろから名前を呼ばれたような気がして、振り返ってみたが誰もいない。 でもガサガサッと葉っぱに隠れる音がする。 楓は怪しいと思いながらも知らん振りを決め込んだ。 誰だろう? あたしを呼んだのは。