Memories - 年の差恋愛 -

小さいわけでも軽いわけでもない私は、とにかく恥ずかしくて。

「はは。そんなに重くないよ。暴れると危ないからね」

そのまま降ろしてもらえず、お風呂場まで連れて行かれてしまった。

脱衣所でやっと降ろしてもらったけど、出ていこうとしない飛田さんは私の手からバスタオルと取ると、近くにあったかごにきれいに掛けてくれて。

「・・・バンザイ?」

は?

突然の飛田さんの言葉を理解できず、言われたままバンザイを真似してやってみた。

すると、にやりと笑った飛田さんの両手が伸びてきたかと思うとあっという間に私の着ていた服を脱がしてしまい、上半身は下着姿にされてしまって。

あまりの出来事に、呆然としてしまった私はされるがままになっていて。

はっと気がついた時には、飛田さん自身もシャツを脱いで上半身が裸になっていた。

「きゃぁっ」

思わず自分の胸元を両手で隠しながら彼に背中を向けると、背中でパチンと音がして体が楽になった。

「わぁっ」

ブ、ブラのホック外された!!!

「や、やめてくださいよ!」

「え、ブラジャーつけたままお風呂に入るの?」