Memories - 年の差恋愛 -

ポテトは私の膝から飛び降りちゃったし・・・。

そっとなでるくらいで止めておくべきだったのかも。

「はは。大丈夫。嫌いだったらもっと威嚇されているよ」

ソファの上で抱き合っている私たちを見て、ポテトは首をかしげながらあくびなんてしちゃって。

すっかりくつろいでいる様子だ。

「佐智子ちゃん」

「はい」

名前を呼ばれ、反射的に返事をしてしまう。

ふと顔をあげると飛田さんの顔が近付いてきて、ちゅっとキスをされた。

「このままだと、ここで襲ってしまいそうなんだけど・・・」

「えっ!?」

ストレートに言われ、思わず飛田さんから体を離してしまった。

どうしていつもそうストレートにそう言うことを口にできてしまうのだろうか!?

あわてる私を見て、笑っている飛田さん。

どうしてそんなに余裕があるの?

これが、14歳の年の差なんだろうか。