その代わり?




「その代わり今日は泊まっていきなさい」



はい?!!!!!!




「な、親父さん!それはいくらなんでも」


「悠也くん。悪いが口出ししないでくれるかな」




「……っ」


あの悠也が黙る





「…わかった」


そうそう、わかった



ん?

わかったーっ?!!!!



『しょ、翔くん?』




「今日は泊まっていけ」


ドキッ



フリなのわかってるのにときめいた自分





悠也が…悠也が凄く寂しそうな顔をしているのに


あたしは




『泊まらせてもらいます』




最低な女だ