玩具━… 遊び道具━… 『あ、の…っ、ごめん!!』 ばっ 勢いよく教室を飛び出した 「奈津子!」 「なっちん!」 後ろから響くあたしの名前を呼ぶ声 だけどあそこにはあれ以上居たくなかった 『はぁ…はぁ…は、あ…』 ここまでくれば大丈夫かな? 走って辿り着いた場所 裏庭 じわぁ 『やだ、涙出てきた』