そんなとき 「奈津子!!」 アイツの…桐野の声がした いつもより荒々しい声で なにかがあったのはすぐにわかった そして 2人の言い合いを聞いててわかったこと… 奈津から桐野に別れを告げた 「……とりあえず今日は帰る。でも、俺は別れないからな…絶対」 『勝手にすれば?』 そう言い放って奈津は家の中へと入って行った