『…はぁ……は…ぁ…』 走ってどれくらいたったかな 苦しくて、苦しくて 息が詰まりそうだよ… 「奈津子、もうすぐだ」 『う、うん…』 少しすると大きなマンションの前で止まった 『悠也…はぁ、は…ここ、は?』 息があがってるあたしとは正反対の悠也 全然平気そう 「俺ん家」 『へぇ〜、悠也んち…て、えっ?!!!悠也のお家?!』 「そ、マンション住まい」 ここが悠也が住んでるところ 「ほら、行くぞ」 『うん!!!』