「…っ…今日は俺んち来い」 優しくあたしの手をとる悠也 温かい… 「悪いけど奈津は桐野んちには泊まらないよ」 「テメェ…」 もう、ここにはいたくない なのに 「奈津には手を出さない」 今度はどうしてそんなこと言うの━…? 「は?信じられるとでも思ってんのかよ?」 「信じられないなら桐野も泊まれば?いいよね?奈津」 昔と同じ優しい、笑顔 『悠也…あたし…』 もしかしたら戻れるんじゃないかって 『あたし…大丈夫、だよ…』 思ってしまう…